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今回は 脈診 です。
皆さんはご自分で脈をとったことがありますか?
手首(親指側)で触れることができます。
脈に触れる時は↓↓↓こんな感じで。
この時、軽く指を置くだけで触れる脈を「浮脈(ふみゃく)」といいます。一言でいうと元気な証拠、らしいです。
これに対して、しっかり押さえ込まないと触れない脈を「沈脈(ちんみゃく)」といい、体がお疲れの証拠です。
沈脈の時は風邪をひきやすかったりしますので、栄養、安静、睡眠など体をいたわってあげてください。
お医者様でなくても、聴診器がなくても、自分の体の調子を知ることができますので、時々は脈を触れてみてください。
当院では、西洋医学と東洋医学(漢方)をハイブリッドで診療しています。 診察の中で、先生から東洋医学特有の専門用語が飛び出します。その解説を少しずつですがしていきたいと思います。 【舌診】ぜっしん 舌(べろ)を見て診察する方法です。水のさばきが悪く首から上がむくんでいる状態を 水毒 と言います。毒?と聞くとびっくりしますよね。体全体の水分バランスが良くない状態です。脱水の時などによく見られます。 血の流れが良くない状態 瘀血(おけつ) や、 胃腸が疲れて弱っている状態 など、舌を見ることで自分の体の状態を知ることができます。 しかしご注意!! 今、ベロ磨き が流行っていますよね?口臭の原因になるとかで、ベロを磨きましょう、などCMでもよく見かけます。 当院に来られる際は、ベロを磨かずにきてください。大事な兆候(情報)がなくなってしまいます。 よろしくお願いします!